「(仮)町家再生シェアハウス」プロジェクトがはじまりました
来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、昨年のことを言うとどうなるのでしょう?
鬼におこられるのかもしれませんが(笑)…昨年12月26日、西陣の一角にある長屋を賃貸住宅(シェアハウス)として再生し、高齢化が著しい周辺地域を元気にしようというプロジェクトがスタートしました。

事業主は山中油店。京都では知られた老舗の油屋さんで、千本界隈に多くの家作を持つ地家主さん。これまでも、単なる賃貸経営ではなく、町家を活用しながらすこしでも京都の景観を守り、地域活性化に資する事業を展開されています。
今回もそのような動きの一環で、現在ガレージとして使っている一軒の長屋を若者にとって魅力的な賃貸住宅として再生し、平均年齢80歳超という10軒長屋に元気を取り戻そうという実験プロジェクトです。


企画の中心となる山中油店の浅原さんから私(乾)に、学生の智恵を借りれないかという申し出があり、興味のある学生に声をかけて、26日にまずは第1回のミーティングをおこなったという次第です。
当日は、いつも山中油店の町家改修事業を担当しているという工務店の田原さんも参加して、フリーな意見交換。1階を、通り庭や和室など、町家の構成を活かした魅力的な共用スペースとし、ロフトを利用して二階を個室にするシェアハウスの可能性などを議論しました。
複数で住むことの煩わしさは感じないのか、という問いに対して、ある学生が言った「帰ってきたときに<おかえり>と言ってもらえる暮らしがいい」という言葉が印象的でした。
今後、4月くらいまでに、建築的検討や採算計画を、学生を交えたこのプロジェクトチームですすめる予定です。
ゼミの活動ではありませんが、ゼミ生や私が深く関わる面白いプロジェクトなので、逐次このブログでも報告していきます。
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